代表の吉田です。
今日は売上規模が100億近い企業様へ、採用用のホームページやツール作成の件でお伺いしました。
この企業様は採用予算もきっちり確保され、ある程度採用に成功されています。
現状の課題は、
「採用する学生の質をより上げていきたい」
「会社説明会へのエントリー率を上げたい」
この2点でした。
総務の次長様より興味深い話がありました。
狙っていた学生さんが、最終的に他社に行ってしまったことに対するお話。
「その他社は自社より売り上げ規模は低く、総合的に見て自社の方が上と見たけれど、イメージで負けた気がするんですよ」
「ダイナミックな仕事が出来るイメージを他社さんは採用ツールに盛り込んでいた。ところが自社はそういったイメージが訴求できていなかった。言葉では書いてたけれど・・・。」
実際、こちらの会社は大きなプロジェクトを何件も抱え、またグローバルに展開されている企業さんです。
また、この会社様がターゲットとする学生さんも、そのような「ダイナミックな仕事をしたい!と思っている人」なのでショックだったようです。
結果論ですが、仕事内容を学生に知ってもらう、社風をイメージしてもらうというような、学生に共感されるコンテンツが足りなかった。
そのことをしきりに悔やまれていました。
この部分の課題解決というのは、デザインやビジュアルコミュニケーションが必要になるのだと思います。
文字も大切ですが、より伝わるのが写真やイラスト、次に動画など。
話の流れから今後のブランディングをお手伝いすることになったのですが、私もデザインの大切さを実感しました。当たり前のことなのですが、あらためて心を正させて頂いた感じです。
イメージしやすい例で考えてみます。
今年の年末に温泉旅館に行くとします。皆さん、自分の好みのロケーションや泉質ってありますよね。お風呂だけではなく、食事かもしれません。
お風呂の写真を例にみると、
↑森林浴も楽しめるコンパクトなお風呂
↑海に面した開放的なお風呂
↑少し高台にある檜の香りのするお風呂
どれもいいかもしれませんが、あなたの好みはどれでしょう?
つまり、いいな!と思う、共感できるお風呂です。
ここから旅館に対する自分なりのポジティブなイメージが作られると思います。
寝室は?料理は?というような期待値も。
これがデザインや写真が持つ力。イメージ訴求の部分ですね。
採用ツールにも同じことがあてはまるのではないでしょうか。
学生は自分が活躍できるフィールドを探しています。
皆さんの会社の見せ方は、「ターゲットに共感してもらう」ことも意識されていますか?
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